こちらの記事のつづきです。
開封の儀
Hさんのご厚意で、家庭用製麺機を譲って貰えることになったまいける。 いよいよ、家庭用製麺機開封だ!
緩衝材は製麺機にフィットするように、すべて手作りされていた。Hさんの製麺機への並々ならぬ愛情を感じる。大切にします。
デーン。
いいでしょう。この無骨な立ち姿、堪らない。
我が家にやってきたのは家庭用製麺機の中でも最もメジャーな小野式製麺機。 片刃で、切刃の幅は2.2mm。 Hさんの手によって既に完璧にレストア、掃除済みである。 すり減った板の補強や真鍮部分のフッ素コーティングまで自分でされたというから驚きだ。 いつかは私も自分で整備までできるようになりたいものだ。
鋳物製で、比較的単純な構造なので頑丈で壊れにくい。そのくせ、毎回使用後の掃除やメンテナンスが必要という、かまってちゃんなところも心くすぐる。こいつが自宅にあるというだけで気分も上がるというものだ。
汁なし担担麺を作る
さて、十分鑑賞したところで、早速製麺するとしよう。 あたりまえだが、製麺機の真価は製麺することで発揮される。 ただの格好いい置物ではないのだ。
家庭用製麺機のデビューを飾るのは、汁なし担々麺。
今回はうどん用の高級粉、手打讃歌とパン用の強力粉、ゆたかブレンドをミックス。 ラーメンを作りたくて製麺を始めたのに、何故か我が家に中華麺用の粉はない。超初心者なのでブレンドも適当だ。
写真を取り忘れたので、生地の作り方はまた別記事で詳しく書くことにするが、水、かんすい、塩、小麦粉をいい感じに捏ねると生地ができる。 詳しいことは、「家庭用製麺機 USER GUIDE」を参考にした。
さて、いよいよ製麺機の出番である。この部分に手ごろなサイズにした生地を入れて、ハンドルをくるくる回すと薄く伸びた生地が下から出てくるという寸法だ。生地の厚みは無段階調節。後ろに付いてるネジで好きな厚さに調整できる。
何度か通したら、今度は生地を麺状に裁断する。 櫛歯の方に伸ばした生地をいれて、ハンドルをぐるぐるぐるぐる。
麺だ。すごい。売り物みたい(自画自賛)
たっぷり打ち粉をして1食分ずつまとめておく。普通、中華麺はこのまま数日間熟成させるのだが、待ちきれないので今日食べてしまおう。 グダグダで申し訳ないが、担担麺の調理過程もすっかり写真を撮り忘れた。今回はとりあえずその辺にある材料で適当にタレを作成。 芝麻醤、麻辣醬、甜麵醬、豆板醤、花椒なんかを入れた気がする。 ラー油はもちろん、先日作った香辣油を使用した。
詳細はこちらの記事から。
なんやかんやでそれらしい見た目のものが完成。
芝麻醤(ごまペースト)が足りなくて求めた味とは違ったが、結構イケる。さのくに氏からも「結構美味しい」とのコメントを頂戴した。 汁なし担々麺は2人とも大好物なので、これからもっと研究する予定。うまくできたらレシピを公開するとしよう。
億劫だった生地伸し・麺切りも、製麺機があるとウキウキの作業に変わる。 始めてよかった、製麺機ライフ。
※後日、うまいこといったレシピを公開したものがこちら↓。 www.sepio.tk
同じ沼に落ちたい方へ
もっと色々知りたいという方は、 私を製麺沼に突き落とした、玉置さん(@hyouhon)、マダラさん(@shiibasama)の記事やブログをチェックしてください。
現場からは、以上です。